国連人権理事会、児童の権利条約第3選択議定書を採択

 国連の児童の権利に関する条約に新たに個人通報制度を含む選択議定書を制定する動きがあったことは、これまでに何回かお伝えしましたが、

拙ブログ
児童の権利条約に第3選択議定書制定の動き
児童の権利に関する条約の第3選択議定書に団体通報制度
児童の権利条約の第3選択議定書

ブログ「国連子どもの権利委員会に通報できる制度を作ろう!キャンペーン」によれば、昨日(6月17日)、国連人権理事会において第3選択議定書案が全会一致で採択されたそうです。

 また、上記のブログによれば、新選択議定書の採択に当たって、日本政府が共同提案国になったとのことです。これは民主党の大河原雅子議員等の働きかけによるもののようで、同じく民主党の石橋通宏議員のブログには、外務省から共同提案国になることの連絡があって驚くと同時に喜んでいる様子が報告されています。

 推進派の方々が驚いたり喜んだりするのも当然で、拙ブログ「児童の権利条約に第3選択議定書制定の動き」でもお伝えしたように、

「我が国としては、同選択議定書が定める個人通報制度については、条約の実施の効果的な担保を図るとの趣旨から注目すべき制度であると考えられるが、司法権の独立を含め、我が国の司法制度との関連で問題が生じるおそれがあり慎重に検討すべきであるとの指摘もあることから、現在のところ当該選択議定書を締結していない。」女子差別撤廃条約第5回報告書より)

とあるように、女子差別撤廃条約を始め、国連の人権条約にそれぞれ制定されている個人通報制度を含む選択議定書については、どの条約についても批准していないというのが我が国の立場だからなのです。にもかかわらず、児童の権利条約に個人通報制度を定めた新しい選択議定書を制定するのに積極的に賛成するというのはどういうことなのでしょうか。民主党政権だからなのか、外務省の判断なのかわかりませんが、これまでの我が国の立場とは明らかに矛盾しています。

 今回、個人通報制度を定めた選択議定書の共同提案国になったことで、児童の権利条約を始め、他の人権条約の個人通報制度を含む選択議定書への批准について内外から圧力を受けることになるのではないでしょうか。

個人通報制度を定めた選択議定書の問題についてはこちらもご覧下さい。
草莽崛起「自民党は国連の家族解体システムを批准するな」

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック