国連総会第3委員会、児童の権利条約第3選択議定書を採択

 先日お伝えしたように、国連総会第3委員会において児童の権利条約の第3選択議定書が審議されていましたが、全会一致で採択されたようです。また、6月の人権理事会に引き続き、日本政府も共同提案国になったようです。この後は12月に予定されている国連総会に上程され、採択される予定です。

 児童の権利条約の第3選択議定書の問題については、これまでも何度か取り上げてきましたので、議定書案を作成した昨年の作業部会の様子から、今回共同提案国になった経緯等についてはこれまでの記事をご参照頂ければ有り難いと思います。

◇テーマ「選択議定書」の記事一覧
http://kodomo-hakodate.at.webry.info/theme/1ad96743e4.html

 問題は、他の人権条約にもある個人通報制度を盛り込んだ選択議定書に、司法権の独立を含め、我が国の司法制度との関連で問題が生じる恐れがあるとして批准しない立場の日本政府が共同提案国になっていることです。

 一昨年、自民党政権下で女子差別撤廃条約の選択議定書への批准が持ち上がった際にも、慎重、反対が多く、国会の上程されませんでしたし、マニフェストに個人通報制度の批准を掲げた民主党ですら、保守系の議員の反対が多く先送りされた経緯もあります。

 にも関わらず、6月の人権理事会に引き続き、今回の国連総会第3委員会でも共同提案国になったことは、推進派NGOと一部の民主党議員が外務省に働きかけているからで、多くの国会議員が知らないうちに進められているのではないでしょうか。

 批准するか否かの段階になった時に、日本政府は共同提案国になっていますと言われ、批准への圧力になるのではないかと懸念されます。今後もこの動きは注視していきたいと思います。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック