広島市 松井 新市長、子ども条例を推進せず

 函館では、工藤市長が子ども条例を掲げて当選しましたが、広島市では「広島市子ども条例」の制定を強力に推進してきた秋葉前市長が退任し、慎重派の松井一實氏が新市長に就任しました。

 松井新市長は選挙前に「『広島市子ども条例』に反対し子供を守る教師と保護者の会」公開質問状に対して、「推進しない」と回答し、その理由として「広島市子ども条例」の議会提案を見送っている現状をかんがみると、この条例制定については慎重に判断すべきものと考えています。」と答えています。

 札幌市で子どもの権利条例が制定された後、全国的に広島市の動向が注目されていましたが、良識ある市民の反対で秋葉前市長が議会に上程できなかった経緯もあり、今回慎重派の松井市長が就任したことで、広島市子ども条例の制定の可能性はほとんどなくなったと見て良いと思います。また、広島で子どもの権利条例がストップできたことは、現在或いはこれから子どもの権利条例を制定しようとしている自治体にも良い意味で影響が出てくるのではないでしょうか。全国に広がりつつあった子どもの権利条例制定のターニングポイントになってくれたらと思います。

 さて、函館はどうなるのでしょう。工藤市長も当初は「子どもの権利条例」を掲げていましたが、途中から「子ども条例」に変更した経緯がありますし、これまでの市議会でのやりとりもあって、権利条例には慎重にならざるを得ないと思います。

 しかし、函館でも子どもの権利条例を推進する団体もあり、活発な活動を行っていますので、工藤市長が子ども条例を公約に掲げたことによって、推進派も制定に向けてより積極的に活動を展開するのではないでしょうか。

 男女共同参画条例や自治基本条例の制定時もそうだったかと思いますが、こうした条例を制定するために検討委員会などを設置すると、推進派のメンバーばかりで組織されがちですし、一般の市民の方はなかなか条例の中身や問題点にまで目が届かないのが実情です。しかし、親や教師をはじめ一般の市民が危険性に気づけば広島のように阻止することもできます。函館の市民の皆さんにも是非関心をもって頂けたらと思います。


◇ご参考 拙ブログ 広島市の例のまとめ
http://kodomo-hakodate.at.webry.info/theme/5a98a5627d.html

 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック