函館市の子どもの権利条例を考える

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zoom RSS 函館市子ども条例骨子案に検討委員が要望書提出?

<<   作成日時 : 2016/02/23 10:24   >>

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 以前、拙ブログで取り上げた通り、函館市子ども条例については、制定検討委員会の提言書を元に骨子案が作成され、昨年10月23日から11月24日までパブコメが実施されました。パブコメには個人26名137件、団体2団体15件の意見が寄せられ、意見の概要と、それに対する市の考え方が発表されていますが、パブコメを受けての「修正はありません」とされていました。

 これについて、今月に入って、検討委員会の一部の委員から提言書に盛り込んだ「第三者的な性格を有する相談機関の設置」が骨子案に記載されていないとして、骨子案の修正を求める要望書を提出したというニュースがありました。

 条例制定検討委員会の中で、権利推進派と健全育成推進派で意見が纏まらず、提言書も両論併記であったことは、これまでもお伝えしてきましたが、そうであっても委員会として提言書を取りまとめて提出した以上、その委員がされに要望書を提出することに違和感を覚えていましたが、同じように感じた検討委員会の他の委員が、先に提出された要望書を残念として、骨子案通り市議会に提出するように要望書を提出したようです。

 双方から要望書が提出されたことを、北海道新聞と函館新聞が伝えていますが、今日付けの北海道新聞の記事に「12日に出された要望書は、同委による提言書に明記した『第三者による相談・救済機関の設置』が骨子案に反映されていないなどとして修正を求めた」とありますが、救済機関については、検討委員会の最終第19回の委員会でも議論されましたが、まとまらなかった経緯があり、提言書には記載されていません。

 このように検討委員会の委員さんが、要望書を提出したり、報道も一方の意見を取り上げて正確な報道がなされない中、函館市子ども条例を制定することは如何なものでしょうか。拙ブログでは各地の子どもの権利条例について取り上げてきましたが、この条例の問題が函館でも露呈した動きのように感じます。


◇子ども条例案修正を 函館市検討委 委員4人市に要望 (北海道新聞 平成28年2月13日)

 函館市子ども条例骨子案に同条例制定検討委の提言書の内容が活かされていないとして民間から選ばれた委員4人が12日、内容の修正を検討するよう求める要望書を連名で市に提出した。
 函館比子ども条例(仮称)は市内の子どもたちを健やかに育てる方向性などを示すのが目的。学識経験者や公募市民など19人で構成される制定検討委(藤井寿夫委員長)は2012年度に発足し、約2年半かけてまとめた提言書を昨年、市に提出した。
 これを受け、市は昨年12月に条例骨子案を発表したが、制定検討委の一部委員から「提言書に盛り込んだ『子どもの相談ごとを受け止める第三者機関の設置』などが記載されていない」と異論が出たという。
 この日、市役所を訪れた委員2人から要望書を受け取った市子ども未来部の岡崎圭子部長は「さまざまな意見があることは承知している。『人権の尊重』『子どもの育ちへの支援』など条例の基本理念を尊重しながら最終調整をしたい」と話した。同条例は月内に市議会での議決を経て制定を目指す。

◇骨子案の修正要望 子ども条例検討委 (函館新聞 平成28年2月13日)

 「(仮称)函館市子ども条例制定検討委員会」委員4人は12日、工藤寿樹市長宛てに、同条例骨子案の修正と文言の挿入を求める要望書を提出した。
 要望書では、同骨子案に同検討委で議論されなかった事項が盛り込まれている一方、26個人137件、2団体15件の市民意見が寄せられながら修正がなかったことなどを指摘。「検討委の提言内容が全く生かされていない」とし、子どもからの相談に対応する「第三者による相談・救済機関の設置」などの文言の挿入や項目の新設を求めている。

◇函館子ども条例7検討委員「骨子案通り提案を」 (北海道新聞 平成28年2月23日)

 昨年12月に函館市から発表された市子ども条例骨子案について、12日に同条例制定検討委員会(藤井寿夫委員長、19人)の4委員が内容修正を検討するよう求める要望書を提出したことに対し、教育関係者らの別の委員7人が22日、骨子案に賛同する要望書を市に提出した。
 7委員のうち2人が市役所を訪れ、岡崎圭子子ども未来部長に提出。条例制定が最終目的でなく条例を柱とした施策の充実が重要とし、今月開会する市議会で、骨子案に基づき提案することを要望した。
 12日に出された要望書は、同委による提言書に明記した「第三者による相談・救済機関の設置」が骨子案に反映されていないなどとして修正を求めた。一方、この日の要望書では「さまざまな意見があるなかで提言書を十分に尊重した内容」として骨子案に賛同。第三者の相談機関設置については、いじめ問題に対応する道教委による外部専門家チームが機能しているなどの意見もあったことを挙げた。

◇骨子案通りの提案 市長に要望書提出 子ども条例検討委 (函館新聞 平成28年2月23日)

 「(仮称)函館市子ども条例制定検討委員会」の委員7人は22日、連名で工藤寿樹市長宛てに、同条例骨子案通り26日開会の市議会定例会に提案するよう要望書を出した。
 要望書に関し、同委の一部委員が12日、同骨子案の修正と文言の挿入を求める要望書を市長宛てに提出。今回「委員会総意のごとく要望書を提出したことについては、各委員に相談していただきたかったことを含め、誠に残念」とし、同骨子案に賛成する旨を表明した。
 賛成の理由として、同委の提言書の意向を反映させたものであるとし、「条例の制定は最終的な目的ではなく、この条例を柱とした子どもたちが皆心豊かに暮らせる街づくりの推進が最も重要」としている。




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