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zoom RSS 函館市の男女共同参画啓発誌についてB

<<   作成日時 : 2015/07/18 15:52   >>

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 函館市で発行している小学生・中学生向けの男女共同参画啓発誌に、専業主婦を否定させる意図があるようなチェック欄が昨年新たに掲載されたことについて、拙ブログでも2回にわたって取り上げました。

 啓発誌のこれまでの経緯については
 函館市の男女共同参画啓発誌について

 その後、函館市男女共同参画審議会で、専業主婦の否定につながるのではないかという意見が寄せられて、内容について検討された経緯については
 函館市の男女共同参画啓発誌についてA

 をご覧頂ければと思います。こうした経緯を経て、今回啓発誌が新しくなりました。

 新しい啓発誌
 小・中学生向け男女共同参画啓発誌

 その小学生版では、問題が指摘されて検討された6頁のチェック欄が次のように変わりました。

□平成26年5月版
  食事のしたく
  食事の後かたづけ
  へやのそうじ
  トイレのそうじ
  おふろのそうじ
  せんたく
  買い物
  ゴミ出し


□平成27年5月版
  ごはんを作る
  ごはんの後かたづけ
  へやのそうじ
  せんたく
  大工仕事
  雪かき
  ゴミ出し
  ペットの世話


 また、チェック欄の下に、「どんなことを感じましたか?思ったことを書いてみよう。」とあったのが、

 それぞれの家で、いろんなやり方があっていいよね。でも、それをただ「男だから」とか、「女だから」ということだけで決めていないかな?もう一度あなたの家で家族の役割や、あなたにも協力できることは何か考えてみよう。

となりました。

 中学生版では、その他の欄に「雪かきをする、電化製品の修理」とあったのが、小学生版に併せて「大工仕事、雪かきをする、ゴミ出し、ペットの世話」に変更になり、また、チェック欄の下は、「分担表を見て気づいたことを、話し合ってみましょう。」とあったのが、

 それぞれの家庭で、いろんなやり方があっていいですね。でも、それをただ「男だから」とか、「女だから」ということだけで決めていないでしょうか?もう一度あなたの家で家族の役割や、あなたにも協力できることは何か考えてみましょう。

となりました。

 函館市男女共同参画審議会で議論された際に、

 「他に『お父さん』と答えうる項目も追加で入れた方がよいのではないですか。」

 「要はお父さんが明らかに活躍する項目があってもいいのではということですよね。」


という意見が出されて、項目が変更になったわけですが、審議会でもお父さんの仕事お母さんの仕事を認識しているのに、わざわざ「いろんなやり方があっていい」「男だから、女だからということだけで決めていないでしょうか」と記載する必要があるのでしょうか。それでも、専業主婦を否定する意図があるのではないかという意見を採り上げて、項目を変更したことは良かったと思います。


 因みに、平成14年に発行された啓発誌、当時は「ジェンダーフリー啓発誌」と印刷されていたものですが、最後のページに「保護者の皆さまへ」として、「ジェンダーチェック」というものがあり、ジェンダーの解説には、

 ジェンダーとは、男女の生物学的な性別(セックス)ではなく、「男らしさ、女らしさ」や「男は仕事、女は家庭」といった、社会的、文化的につくられた性別意識をいい、「ジェンダー」にとらわれない行動や生き方を「ジェンダー・フリー」といいます。

とあり、はい、いいえ、で答えるチェック欄には、

1 持ち物の色は、男女で分ける方がよい。
2 お子さんに、「女(男)の子のくせに・・・」「男(女)の子だから・・・」などと言うことがある。
3 女の子の進学や就職先は、地元がよい。
4 男の子にも女の子にも、「さん」づけの呼び方には違和感がある。
5 男の子が生まれると、後継ぎができてよかったと思う。
6 子どものしつけは、女性がする方がよい。
7 食事の支度など家庭の仕事は、女性(主にお母さんやおばあちゃん)がする方がよい。
8 仕事と家庭生活の両立に悩んでいる女性がいたら、仕事をやめるようすすめる。
9 職場や家庭で男女平等を強調する話題が出ると、反発を感じる。
10 町内会長など責任のある役職は、男性がふさわしい。

という項目が並び、「☆「いいえ」が多いほど、男女平等意識が高いといえます。」とありました。また、表紙は男の子が赤い服に赤いランドセル、女の子が青い服に黒いランドセルというものでした。ジェンダーフリーにいついては国会でも問題になり、今では使われることもなくなりましたが、当時は男女共同参画=ジェンダーフリーと考えられ、ジェンダーチェックというものまで登場したわけですが、現在の啓発誌のチェック欄もこうした流れを受けてはいなければ良いと思います。



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